でんわをかけて、こう切り出しました。
「自分は友達がいるからとか、建設が楽しいからとか、ここに愛があるから、とかそんな理由で開拓をしてきたわけではない。だから本当にこの組織が正しいから、それを柱にして活動してきた。」
そう言うと、兄は確かに、と納得してくれました。兄も組織大好き、唯一正しいと心から確信している男です。
「最近調べてみて、組織が唯一神から認められている、という確信がなくなった。」
そう言った後に、1914年の間違いから話を発展させていきました。
インターネットで情報を得た
というのは
組織崇拝者にとって猫に水をかけるようなもの。
ですから国連との関係などは言いませんでした。
今まで様々な郷里に疑問があった、しかし神の組織なら答えが得られる、と確信して待っていた、しかし1914年の年代計算という「神の組織である証拠」が不透明な今、以前のように考えることはできなくなった、
そう話ました
組織崇拝者ですから
かなきり声を上げてステファノ殺した人たちみたいに変貌しちゃうのかなと
覚悟しましたが
返事は
「ふむふむ。ふーん。論理的にはわかった。」
という落ち着いたもの。出先だった兄は聖書を持っておらず、わたくしが聖書から話しても直接自分の目でそれを電話中に確認できなかったようです。だから反論せずに落ち着いて話を聞いてくれたのかな、と思います。
しかしその後に
「じゃあtokkenn、お前はこれからどーすんの?」
という質問。
「組織から出てエホバとの関係をどうするつもりだ」
とさらに質問。
つまり兄からすれば、現時点で組織にそれなりの間違いがあったとしても、ここを出てほかにどこに真実があるというのか。ほかのどの組織がエホバを崇拝しているというのか。
というわけです。
この組織が間違いなら真の組織はどこにある
という多くのエホバの人が感じる思考です。
「それはエホバだけを崇拝するという教え、そしてそれを行っているのは私たちだけ、という組織が示している基本教理が前提にある話だよね?だからもし自分が言うように組織が間違っているならその理論は通らないよ。」
「組織が間違っているといいたいんじゃない、ただ正しいという証拠はない、と言ってるんだ」
そう話すと
「まあ確かにな」
と少し納得してくれました。
電話で2時間ほどジャブを打ち続け、反論されればカウンターパンチ。
ダウンは奪えませんでしたが、優勢なラウンドだったかな??笑
そしてこの戦いは笑撃のクライマックスにいくのですが
その前にいろいろこのブログに書きたいほかの記事や、お知らせもありますので
ちょっとその話をかくのは2つか3つくらい先の記事になりそうです。よろしくです。