「それは突然でした。急に…兄弟は奉仕の僕として奉仕していない事をお知らせします、と発表があったんです。」—tokkenn、日本。*
「あの熱心な兄弟がどうして…理由がわかりませんでした。本人に…?とても聞けません!」—レイチェル、日本。
*名前は変えてあります。
最近、会衆で突然の発表があり、悲しみを隠せないこともあるでしょう。そうです、会衆の模範的な兄弟が、突然特権を失う、という事件が日本で多発しています。それはどうしてでしょうか。どうすればそれを避けられますか。
すでに当誌ではその原因を突き止めています。それは
ポルノです。
もうめんどくさいんで目ざめよ形式やめます。
最近いろんなとこで若いしもべの兄弟の特権はく奪ニュースを聞きます。ここでは(多分間違いないので)理由をポルノ閲覧に限定してお送りいたします。
可哀想な話です。いい若いもんがエロ本見ただけで今までの努力が水の泡、なんですから。でもあのまじめな兄弟が裏ではこそこそエロ本やネットでエロ画像を見ていると思うと…少しこそばゆいのも事実かもしれません。
読者からの質問で、「ポルノが審理ものですよ」という衝撃的(?)な発表がなされてからはや2年半?くらいでしょうか。幾多の試練を乗り越えてきた若人が、なんなりと斬り倒されてゆく。むごい。
柔道?
やりません。私達は戦いを学びません。
国歌?
歌いません。私たちは人間より神に従います。
エロ本?
ああ!ああ見ません!(パラパラ…)見ませんとも!(パラパラ…エホバごめんなさい)決してみません!(人前ではという意味で…ですから嘘ついてません、エホバ!)
というような感じでしょうかね。止められないわけです。
組織としては、いままで明確なポルノに対しての罰則を作っていなかったので、すっかり
ムッツリスケベが多くなってしまったことを危惧したのでしょうか。急に規則を明確にし、ハードコアはだめ、とか児童ポルノは駄目、とかになりました。
え?じゃあ俺の大好きな制服モノはハードコアなのかな??ハードコアってなんなんじゃー!!と日本全国のムッツリスケベエホバの証人2世男子が悩んだ事でしょう。
でもどうなんでしょうか。よく若い人の本などに、いつも見ているとだんだん過激なものでないと満足できなくなる、とあります。
おお、これだこれ、
。ポルノを見る人はやがて,“それほどどぎつくない”形のもの(ソフトコア)にもはや刺激を感じなくなる場合が少なくありません。ですからさらに卑わいな写真や映画を探し求めるようになります。
若い人が尋ねる質問より抜粋。
確かにこの理論はわかります。
ではちょっと逆に考えてみましょう。
ポルノを見なくなると、上記と逆の現象が起きる、と考えることはできないでしょうか。
つまりはじめはそうじゃなかったんだけど、だんだん水着のグラビアで興奮するようになり、さらには街行く女性のミニスカートだけで興奮してしまう、
なんてことすらあるかもしれません。
僕の友人はふざけて「ずっと(ポルノ)見なかったなら、最後は
2股の大根でも興奮するんじゃないか」などと笑って話していましたが、まんざらわかりません。
つまり、結局興奮するレベルが変わるだけで興奮しなくなるわけではないような気がします。
組織は罰則を強化することによって
組織から「むっつりスケベ」を浄化させようとしているでしょうが僕は逆にこれによって
ささいな事で興奮してしまう変な性癖を持った「むっつりスケベ」が増えるような気がしてなりません。まあ、むっつりスケべという分類では一緒ですから別にいいんですけど。てか男なんてみんなスケベだからいいんですけどね。
もちろん淫行を嫌う神の前にポルノは良いものではありません。ポルノを正統化する気はありませんし、ものみの塔のポルノを許さない態度には好感が持てます。しかしそれを罰則の強化によって成そうとするのはいかかがなものかと。
結局、特権を失いたくない、組織が禁じているから、とポルノを避けても、どうなんでしょうか。
むっつりすけべの繁殖の撲滅。
それはそれぞれが神に対して清い立場を願うならば自然とついてくる結果ではないでしょうか。