晴れやかな夕日でした。
こうして集会の前に、駐車場係りをするのは最後です。
なんともいえない気持ちでした。
母と共に物心ついた時から通っていた集会、今日がもう、最後なのですから。
こんなふうにして最後の集会を迎えるなんて思ってなかった。
最後は…
ハルマゲドンがくるって信じてたのかなあ。
一台一台入ってくる車を笑顔で誘導し、あいさつをする。
いつもの風景です。
まだ集会に参加するみんなは、わたくしの移動を知りません。
発表して、翌日、引越しという
強行スケジュールなので、お別れ会やら、ゆっくりお別れの挨拶をすることはできません。いや、できないようにしました。
長老に頼んで無理に押し切りました。
会衆のみなさんは知らなくていい。
いや、本当はすべてを知ってもらいたい。(組織の間違いを)
でもそれを知ったところでそれは、現時点で会衆の人々の幸せではない。
tokkenn兄弟に突然なにかの問題、または重大な出来事があり、急遽引っ越すことになった。
それでいいのかなと。
てかそれしかないのかなと。
会衆の人々にとって人生の目的と救い、この二つの概念は一つ、
この組織にいること
に集約されている。でも現実は違う。組織は前者を提供できても、後者、救いをさしのべることはできない。
実際には真の神から人を引き離してしまっているのだから。
奉仕会の発表で突然、特権の削除、明日の引越しが発表され、騒然とする会衆。
集会後、たくさんの方が暖かい言葉をくださいました。中には涙を流してくれる方もいました。
そのとき
自分の力だけではどうしようもない現実
目の前にいる人が自分に感じてくれている温かい感情
その大きな心とは逆に
その目の前の人たちが
決して救われる事のないという
大きな悲しみを
見ました。
次の日、大勢の方に見送られ、必要の地を去る
背教者。
そんなに悲しそうに見送られても、俺、背教者。少し、複雑です。
途中で断絶届けを書いたら、
また、途中で集会に急に集会に行かないことを決めたら。
ま、いろんな結果になっていたと思いますが。
すべてを総合的に考えて、こんなものかなって。いうのが今の心境です。
ちなみにうちの両親は離婚してます。父は反対者のため。
今回引越しの話を長老と話し合う前に、母には、
父のほうに帰る
と打ち明けました。
母はどんなに辛かったのだろう。
自分の大切な息子を救いたいがために飛び出した夫の家。
離婚したころは思わなかった事、
両親がきっともともとは愛し合い結婚したであろうこと。
父は父、母は母なりに一生懸命自分を育ててくれたこと。
それでもひとつの宗教によって、ひとつの決断をするしかなかったこと。
感謝が沸く年齢になっただけに、母に集会に行くのをやめること、父の元へ帰ることを言うのは少し辛い事でした。
最後に母は、幸せになってくれればいい、と、親としての暖かい言葉を僕にくれました。
ありがとう。
今度から集会には行きませんが、これからも神を、人生の目的を、魂の目的を、尋ね求めながら生きていきます。
は~!!
なんとかこのブログもハッピーエンドかな!!
え?
何か大事な事忘れてるって??
なんかあったっけ?
もう十分戦ったような…
断絶届けとかもうめんどいしなあ。
あ!
そうだ!!
ワッタワの審理の証人、ちゃんとばっくれなきゃ!!
そう、組織が簡単に大切な証人を自然消滅させてくれるわけがない。
このブログ、もうちょっとだけ山がありそうですよ☆
そしてこれからの主役は…